第27話:巻き込み事故inハウケタ

何事も長く続けていると慣れてくるもの。
しかし、それゆえにやってしまう思わぬ失敗ってありますよね。
たとえばそう、車の事故とか。
免許を取ったばかりの頃は緊張してるから慎重だけど、慣れた頃に調子に乗ってやっちゃうあれです。
かくいう私も免許を取得した数ヶ月後にブレーキとアクセルを踏み間違え、バックで車庫に突っ込みました。
今でもその傷跡が車庫に生々しく残っていますが、人を巻き込まなくて本当に良かったと思っています。
しかし、エオルゼアではそうはいかなかった。
今回の記事は年単位で続けているエオルゼアにて、うっかりやってしまった失敗にフレンドさんを巻き込んだ時のものになります。
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リベレーターが実装されてしばらく、私は白魔道士のレベルを上げるためにCFでレベルレに参加していました。

この時のIDは名門屋敷 ハウケタ御用邸。
今さら苦労するはずもない低レベルのダンジョン。
「よろしくお願いします」から「お疲れ様でした」まで、きっと何事もないと思っていました。
しかし、少し進んだところでタンクさんに急用が入ってしまいます。

これは仕方がないということで、タンクさんがパーティを離脱。

メンバー全員でお見送りします。
しかし、ロールが揃っていなければいくら低レベルのダンジョンとはいえ苦戦は必至。
そこで私はLSの誰かにタンクのヘルプを頼むことに。
この時、名乗りを上げてくれたフレンドさんが2人いました。


いっきに2人も応えてくれたことをハウケタ攻略中のメンバーに伝え、ひとまずは安堵するパーティ。
さっそく1番に立候補してくれたアンジーさんにきてもらおうとしたのですが、

なぜかアンジーさん、私のいるパーティではなく別のパーティのヘルプに駆けつけてしまいます。
ちょっとした手違いか、それともバグか。
なんにしてもそのパーティからアンジーさんを取り上げるわけにもいかないので、今度はリリスさんにお願いしてみることに。

しかし、リリスさんもまた私のいるパーティとは別のパーティのヘルプに駆けつけてしまいます。
これはいったいどういうことなのか。
FF14内で深刻な異常が発生しているのではないか。
そんな疑いを抱き始めた時でした。
「イフさん、ちゃんとメンバー補充してるよね?」
補・・・充?
そんなのあったっけ?
こういうメンバー補充って、上手くシステムが調整してやってくれるものじゃなかったっけ?
スカイネットみたいな精密さでなんとかしてくれるんじゃなかったっけ?

なかった!!
ちゃんとプレイヤーがしなきゃいけないことだった!
アンジーさん、リリスさん、ごめんなさい。


私のせいで2人は今、別に行く予定のなかったハウケタにいるんですね・・・。
そしてパーティの1番前に立ち、モンスターの攻撃を一身に受けているんですね。
そんなことを思っていると、

全然知らない人がヘルプに駆けつけていました。
そんなわけで当パーティは攻略を再開し、見事ハウケタをクリア。
白魔道士のレベルがまた1つ上がりました。
しかし、その影に尊い犠牲があったことを忘れてはならない。


プレイヤーの手違いで別のハウケタに飛ばされてしまった2人のタンク。
皆さんはメンバー補充の際、絶対忘れないようにしてくださいね!