第28話:突然の死闘

前回のあらすじ。
ID攻略中のメンバー補充、気をつけましょうね!
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ずっとリベレーターのことを書いていましたが、今回は懐かしのイシュガルド時の記事。
といっても、イシュガルド要素はあまりなかったりします。

それはある日のこと、エキルレが終わった私はマイスペースの模様替えをしようと家具の整理をしていました。
だいぶ進んで一段落しようかという時、ふとフレンドのシナさんからコンテンツへのお誘いが飛んできます。
シナさんといえば、FCメンバーにナンパしてると思われながらも、お守りにイヤリングを作ってあげた人。
詳しくはこちらの記事をどうぞ→カテゴリ:私が歩んだアレキサンダーな時間 第10話:あなたへのイヤリング
またビスマルクかな? それとも今度はラーヴァナかな?
どちらも自信はありませんが、ハウジングのいい息抜きになりそう。
そんなことを思っていると、シナさんは言いました。

邂逅5層。
それは、つまり――


ノリ軽くない!?
あとツイスターってそんなアトラクションみたいなものじゃないでしょ!
ワムウの神砂嵐みたいなやつでしょ!?
けっこう呑気してたヒカセンがゴミみたいに死ぬやつでしょ!!

びびってます。
そりゃあ、びびりますよ。
なんたってツインタニアですよ?

多くの冒険者を葬り、光のお父さん計画では最終ボスに設定されたアレですよ?
かくいう私もトラウマを植え付けられた冒険者の1人ですしね。
戦いの始まりは初代FCの頃にまで遡るのでカットしますが、とにもかくにも長い間戦い続け、1度挫折し、現FCになってはじめて倒せた相手です。

そんな強敵に挑むわけですから、これはもう制限解除しかない。
そうでなければ、こんな軽いノリで行っていいものじゃない。

普通かぁ・・・。
普通に行くますかぁ・・・。
ちょっと待ってね、今から遺書を書くから。

あっ、なんだ、そういうことですか!
今回のツインタニアはようするに「遊び」ですね!
「暇だからちょっとツインタニアの強さを再確認しに行こう!」みたいな、ちょっとドM思考の方が考えた粋な夜遊びですね。
手伝ってほしいなんていうから、てっきりガチの攻略かと思いましたけど、そういうことなら安心です。

◆

というわけで、やってきました邂逅編5層。

といってもパーティのノリはこんな感じ。
それもそのはず、なんたって今回は「遊び」ですからね。

あははー、言いますよねこういう冗談。
懐かしいIDとか、ギミック処理の怪しいIDとかで使えるヒカセンジョーク。
他の方から「なんでやねん」ってツッコミが入るまでがセオリーですよw

なんでやねん。
いやいや、なんでやねん。
そんな、まさか。
シナさん、あなた「クリア者ばかり」って言ってたじゃないですか。
それなのに、それなのにシナさん、あなた自身が未クリアじゃないですか!

こうなるともう遊びじゃない。
パーティの全力をもってツインタニアを倒す。
今日、ここでシナさんの心に刻むんです。
みんなで力を合わせて邂逅編5層を攻略したという思い出を!

大丈夫、何度も挑んだツインタニアです。
たとえ脳が忘れていたとしても、心が、体が君を覚えている!

いやいや、瞳閉じちゃいますって。
痛い、ツインタニアのダイブ、超痛い。
これ自分にマークついたらどこ行くんだっけ?
皆のところに「わー、ついたー」って行けばいいんだっけ。
でもそうすると皆が「わー! ついてるー!」って逃げていった記憶があるようなないような。
駄目です、完全に忘れてます。



他の方々も同様に忘れているのか、序盤から大苦戦。
当然のようにパーティは全滅。
でもまぁ、ファーストアタックはこんなもんです。
そう、ここからですよ。
ここからが光の戦士の本領発揮ですよ!



全滅し、現メンバーの実力を把握してからのギミック解説。
戦ったあとに聞く説明はより深く、より身に染みて理解出来るアドバイスとなります。
たとえ次の戦いで再度全滅しても、


回を重ねれば重ねるほどにそれは細かく、的確に。
そうして確実に、光の戦士は勝利へと進む!

私もちょっとだけ参加。
実体験をメンターの気品をもって語ります。

分かってくれて大変嬉しいよ!!
◆




かくしてパーティの進撃は止まらない。
何度地に伏そうとも、そのたび前へ。
そして、ついに――



おめでとうございます、シナさん。
大迷宮バハムート邂逅編5層、攻略完了です。
パーティの皆様、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。
なにもかも忘れていた私でしたが、的確なアドバイスがもらえたため、少しは戦力になれた気がします。

おかげで今日、あの日シナさんの初クリアに付き合えたことを嬉しく思いながら書くことが出来ました。
とはいえ、バハムートのコンテンツはツインタニアで終わりというわけではありません。
まだまだ先は長いので、シナさん頑張ってくださいね!