第29話:新しいジョブ誕生
前回のあらすじ。
久しぶりにツインタニアを攻略しました。
◆
今回もイシュガルド時の記事。
じつはその頃に、
こっそりと機工士になりました。
いいですね、機工士!
銃を使うのかっこいいです。
くわえて装備も詩人と共通のため、所持品がパンパンな吟遊詩人に優しい仕様となっています。
といっても私は弓派だったので、これまで機工士には目もくれなかったんですね。
いや、別に毛嫌いしてたわけじゃないんですけども。
フレンドさんがやってるのを目にして、なんか想像と違うと感じちゃいまして。
ちなみに私が想像してた機工士は、
こんな感じです。
もっとこうワイヤーアクションばりに動いたり、イナバウワーしたり、敵の攻撃に手をかざして「無駄だ」と言って静止させたりするクラスだと思ってたんですよね。
なんと言いますか、科学(銃+ファンネルみたいなの)と魔術(エオルゼアの魔法)の融合的な。
とあるシリーズの一端を担えるような、それでいて全米を震わせるようなジョブだと思ってたんですよ。
でも実際はですね、
なんかあんまり動かなくて、地味なイメージ。
「せめてモーフィアスくらいの動きはしてくださいよ!」と思わずにはいられなかったんです。
ごめんなさい、機工士の先輩方。
そんなふうに思っていた私ですが、改心して機工士になったので、どうか優しくしてください。
ここまで読んだ方は「いったい何があったのか」って思ってらっしゃることでしょう。
あるいは「どうせフレンドか誰かに憧れて始めたんでしょ」って思ってらっしゃるかもしれませんね。
でも、なんてことはないのです。
私が新しいクラスを始めるのは、いつだってちょっとしたかっこ良さがあれば十分なんです。
白魔道士の時を思い出してください。
あれはFCメンバーの命令であったことも事実ですが、そこに忍空の技、空蛇裂(くうじゃれつ)への憧れがあったことを。
数あるヒーラーの中で私が白魔道士を選んだ理由はそこです。
信じられないでしょうが、そんな理由で光の戦士は自然のエーテルを感じ、それを魔法に変換することが出来るのです。
ちなみに空蛇裂(くうじゃれつ)は、大地の裂け目に拳を叩きつけることによって、地割れを起こす巳忍の技ですよ。
さておき。
あれほど敬遠していた私が、どうして機工士を始めたのか。
その理由はこちらです!
なんとダンジョンを周回していたらですね、こんなものを手に入れまして!!
「ただの銃じゃん」って方、よく見てください。
リボルバーって書いてあるんですよ。
リボルバーです、 かっこいいですね!
機工士が扱う銃って長いマスケット銃みたいなのばかりだと思っていたんですけど、リボルバーがあるとは。
それだけで機工士を始める理由としては十分です。
そんなわけで機工士になり、リボルバーを手に握る日を夢見ながらレベリングしていたわけです。
といっても躍起になって上げることはせず、あくまでマイペースに。
1日1回レベルレへ行く程度の頑張りで。
問題があるとすればそうですねー、
格好がダサいってことですかね。
まぁ、いつものことですよ。
レベリング中は装備がダサいなんて、エオルゼアじゃあるあるです。
基本的に装備はあり合わせ、またはIDのドロップ品ですからね。
とはいえ、この格好で銃持ってるのはさすがにまずい気もします。
言いたくないけど、強盗の類に見える。
分かってる、分かってるんですよそんなことは。
でも、マーケットで買ったり、ミラプリしようと思わないんですよ。
だってレベルレ行くだけでぽんぽんレベルアップしていく時代なんです。
今着ている装備が3日後には更新されている、なんてことはザラなわけです。
つまり、ダサい期間はちょっとなわけですよ。
それを我慢すればレベルが上がり、次の装備に着替えることが出来る。
そうなれば今着ているダサ装備は用済み。
誰に作ってもらったわけでもなし、かっこいいわけでもないので気兼ねなく処分できるわけです。
まさにお財布にも所持品枠にも優しいスタイルなわけです。
パーフェクトなわけです。
問題があるとすればそうですね、この格好を誰にも見られてはいけないってことくらいですかね。
とくにLSで発言力のある知人とかに見られないよう注意せなばなりません。
やばいです。
けっこう発言力のある人に見られたかもしれません。
ちなみに誰かというと、少し前のハウケタ記事に登場したアンジーさんです。
いやでも、すぐに着替えたので見られていないかもしれません。
長めに瞬きして、「錯覚かな?」と思っていれば大丈夫です。
その可能性がアンジーさんならワンチャンあります。
ありませんでした。
こうなったら仕方ありません、すべてを正直に話しましょう。
なに、案ずることはありません、アンジーさんとて光の戦士。
新しいジョブを始めた際のダサい装備&装備品不足は経験済みのはずです。
ならば私のこの言い分にも共感出来ることでしょう。
なんか違うフレンドさんが反応しちゃいました。
ちなみにこの方はイフのイラストを描いてくれたリーリーさんです。
さておき。
「縫いますよ」って待ってください!
そんな乞食みたいな真似がしたかったわけじゃないんです。
こんな装備を着ている現状には理由があるってことを分かって欲しいだけなんです。
それにも関わらず、製作を推してくるリーリーさん。
その様はまるで、「いらない」って言ってるのにご飯をよそってくる実家のお母さんです。
いやいや、お気持ちだけでいいですから。
もうそのお言葉だけですごく嬉しいですから。
だから私のために装備を作ろうなんて思わなくていいd
ちょっと待って、本当にいらない!
善意であったとしても、本当にいらない!!
いや、強いんですけども、性能は凄いんですけども。
その2つを今身に着けたら私はたぶん、エオルゼアで1、2位を争うダサい機工士になってしまいます!
やばい、私のせいで機工士のビジュアルがやばい。
話を聞いてくれません。
私の言い分など耳に入れず、なんとかしてこのダサい装備を着せる方向に進んでいます。
もうこれ実家のお母さんじゃありません。
美味しくない外国米をお茶碗いっぱいによそって、「私の米が食えないのかい?」って言ってくるお義母さんです。
アンジーさんはそれに賛同して尻尾を振ってる飼い犬でしょうか。
なんにしても上司のパワハラよりやばいやつです。
お義母様、お願いですから聞いてください。
あなたが丹精込めて作ってくれた装備を、私はレベルが上がったら捨ててしまうのです。
どんなに思い入れがあろうと、所持品に余裕がないので処分せざるを得ないのです。
だから、その装備はいりません。
わざわざ手間をかけてもらわずとも自分でなんとかしますから。
お義母様ー!
お義母様、やめてください!
その外国米に自家製のふりかけをかけて渡すような行為はやめてください!
うるさいんですよ、このチワワが!!
しかしですね、いくらリーリーさんが装備を作ろうと、トレードに応じなければいい話です。
仮に出会ったとしても全力で逃げ、トレードを持ちかけられても連続キャンセルですよ。
しまった、モグレターという手がっ!!
いけない、すぐにレターモーグリに頼んで受け取りを拒否しなければ。
あるいは受け取りエラーとかを人為的に発生させなければ。
ポストに入ったが最後、それは自分のお盆に外国米の茶碗が置かれるのと同じd――
きちゃった・・・。
しかも次のレベルの分まで付属されて。
これを処分することは簡単です。
着ずに、レターごと処分することは、簡単です。
でも、さすがに無理ですよ。
理由と経緯はどうあれ、私のために作ってくれた装備なんですから。
せめて、これより上の装備品を着れるようになるまでは・・・。
もうエタバンに行けない。
分かっていたけどひどい。
でも、性能はいいんですよねこの装備。
マーケットで購入出来るそこらへんの装備なんか目じゃないです。
なんというか、花より団子な装備ですよね。
うん、性能は凄いんですよ。
ただあの、見た目がね。
人は見た目じゃないって言うけども、限度があるっていうね。
◆
この装備を他の人に見られるわけにはいきません。
特にFCメンバーに見つかったら終わりです。
幸いにもこの装備をもらった時、ログインしていたコロナさんは離席中。
ブログ用にちゃちゃっとSSを撮ったら着替えまs
見られました。
◆
あの格好を見られた私はすぐさま事情を説明。
しかし、
取り返しがつくはずもなく、
私はエオルゼアに新しいジョブを誕生させてしまったのでした。
◆
PS リーリーさんへ。
いただいた装備、レベル上がったから捨てたって言いましたけど、
じつは全部残してありますよ。
いい思い出をありがとうございました!
着て見せてとは言いましたが
ネタとして大往生したのでお焚きあげを許可します(
ちゃんとブーツも記載しろしw
Re: 着て見せてとは言いましたが
許可ありがとうございますw
記事のタイミングによりますが、善処しますね!