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第31話:イナゴ、絵を描く(後編)


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 前回のあらすじ。

 FCメンバーのリリさんのアイコンを描くことになりました。



 ということで、柄にもなく絵を描くことになったイナゴです。

 ちなみに本腰を入れて描くのは、たぶん学生の時以来。

 そして、

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 これの本気なのでクォリティはお察しです。

 どうしよう、作業する段階になってから不安が込み上げてきました。

 だいたい学生の頃に描いたものだって友達に「ゲルニカ」って言われたくらいですし。

 断っておきますが、私は絵の勉強を専門とする学校に行っていたわけではありません。

 それなのに絵を描いた経験がある理由は、絵の上手な先輩がいて、その背中に憧れてシャーペンと消しゴムを握ったからです。

 状況だけ見ると、マイディーさんのブログに憧れてブログを書いている今とほぼ同じですね。

 過去の私も今の私も、憧れという光に擦り寄ってしまう儚い虫ってわけですよ。

 イナゴなだけに、イナゴなだけに。

 さておき。

 嘆いてばかりもいられません。

 取り引きは成立し、リリさんは私の描くアイコンを待っているんです。

 たとえゲルニカになろうとも、とにかく完成させる。

 それが最低条件です。



作業1日目。

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「べつにクリスマス仕様じゃなくてもいいよー」と本人に言われたので、今回はこのリリさんがモデル。

 まずはその特徴を覚えるために画像をよく見ます。

 頭が大きく、体が小さいこと。

 髪の毛の長さ、流している方向。

 耳の尖り具合と着ている装備。

 それらを理解したら、今度はそれを手に馴染ませるために何回か紙に描く。

 これは下書きでもなんでもない、ただ描いてみるという作業です。

 その時の1枚がこちら、



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 なるほど、分からん。

 でも、とりあえず描く。

 学生時代、先輩は言っていました。

「絵を上手く描きたいなら、上手くなりたいと思いながらひたすら描け。自分は下手だからとペンを握らない奴はいつまで経っても下手くそだが、自分は下手でも描くんだという奴は少なくとも見れるレベルになる。諦めるな、呆れるほど描け」、と。

 だからまずは描いてみる、これが大事です。

 そうして1日目は終了。

 指がリリさんを覚えていると祈りつつ就寝です。



作業2日目。

 昨日の感覚が消えないうちに下書きといきます。

 そのためにまずは機材の準備。

 部屋の隅で埃をかぶっていた物達の封印を解く時が今訪れました。

 目覚めよ学生時代の遺物その1、



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 ペンタブレット!

 パソコンで絵を描くなら必須アイテムですよね。

 といっても私は「ペンタブを買えば絵が上手くなる」と思って購入した愚か者なので、ただ持っているだけの一品。

 おかげで先輩にあんなことを言われたうえに、今でも問題なく動いちゃいます。

 続いて目覚めよ学生時代の遺物その2、



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 Windows XP!

 学生時代に使っていたXPのパソコン。

 お絵かきソフトとして名高いSaiが入っているので老体だけど起動します。

 電源部分が限界なのか、何回かボタンを押さないと動きませんでした。

 さて、機材も揃ったのでレッツお絵描き。

 昨日の感覚で頭から下書きしていきますよ!




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 あれ、なんか違う気がする。

 こんなドランゴンボールのガーリックJr.じゃなかったはず。




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 い、いや、もしかしたら目をつければリリさんになるかもしれない。

 クリッとした丸い目があれば可愛いキャラになるかもしれない。



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 なりませんでした。

 気持ち悪いガーリックJr.が誕生しただけでした。

 こうして2日目は終了。

 昨日準備したにも関わらずガーリックJr.しか量産出来ない、悲しい。



作業3日目。

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あーでもない。



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こーでもない。



 あいも変わらず頭部分で奮闘。

 下書きですが満足いくまでやり直します。

 そうして、ついに――



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 自分の中で満足のいく1枚が出来ました。

 これだ、これを下書きとし、本書きに入ります。

 若干顔がアレですが、問題ありません。

 顔のパーツは後々描き直しますからね。

 ここで大事なのは、顔のパーツの位置ですよ!

 下書き(頭部分だけ)が出来たのでその日はこれで終了。



作業4日目。

 前回の続きで体の下書きを描くと思いきや、



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 なんと頭部分の本描きを開始します。

 理由は「そうしたいと思ったから」です。

 なんとも軽いですが、モチベーションを維持するためにもやりたいことをやるって大事だと私は思っています。



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 というわけで頭部分が完成。

 やっと体の下書きに入ります。



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 ララフェルのボディを描きつつ、腕をどうするかなどを検討。

 ちなみに服の装飾はだいぶ簡略化。

 あれを本気で描くとなると間違いなく心が折れるので。

 それでも修正に修正を重ねて、



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 顔のパーツ以外が完成。

 ここで4日目は終了します。



作業5日目。

 この日から色塗り作業を始めようと思ったのですが、どうも頭と体のバランスが気になってしまいます。

 しかし、修正しようにもレイヤーを1つにまとめていたため微調整が難しい状態。

 仕方がないので、選択範囲で頭部を指定して切り取り、頭と体でレイヤーを別けて調整。

 これがなかなかなに面倒だったので次があれば気を付けたいところです。



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 そうして調整が終わったら色塗り。

 はみ出さないよう選択範囲を指定してから色を乗せていきます。

 それが終わったらいよいよ顔です。



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 今までの手順通りにパーツの下書きを済ませたら、ペンの太さなどを変更しつつ本書き。

 最後に色を塗っていき完成――と言いたいところですが、もう一手間加えるため6日目に続きます。



作業6日目。

 XPのパソコンからUSBメモリを使って、いつも使用しているノートパソコンへと画像を移動。

 それにはSaiが入っていないので起動するのはPhotoshop。

 これで最後の仕上げを行おうって寸法です。

 この際に調整したのは、一部の色の明度、目の大きさと角度、線の太さ、簡単な影、背景などなど。

 あとリリさんは当FCでキングと呼ばれているので、



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 王冠を乗せておくことに。

 しかし、あれですね。

 かたやイナゴと呼ばれている人がいて、かたやキングと呼ばれている人がいるって、すごいカースト制度を感じますよね。



 そんなこんなで、なんとかリリさんのアイコンが完成。

 私にしてはかなり頑張ったほうですが、問題は本人が気に入ってくれるかどうか。

 はたしてその反応は――

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 あっ、すごい驚いてらっしゃる。

 当FCの王様が取り乱してらっしゃる。

 そういえばリリさんが知ってる私の絵って、



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 このイシュタルくらいですもんね。

 しかしながらこのイナゴ、王に忠誠を誓った従僕ゆえ、全力をもって作業致しました。

 その完成品がこちら、




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 イナゴ作:リリキングです。

 リリさんらしいセリフの1つでもつけようとしたのですが、思いつかなかったので結局なしに。

 というわけで私の番はお仕舞い。

 次はリリさんの番なので、よろしくお願いしますね!



 PS

 以前イフ・ベゲーグヌングを描いてくれたリーリーさんがサンタイフを描いてくれました。

 それがこちら、



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 聖夜にプレゼントを配る美人さんですよ!

 ただし、本体(イナゴ)は帽子の中にいるそうです。

 なので良い子はサンタイフを見つけても、決して頭をポンポンしないように。

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