第9話:きっかけをくれた方々に会うため(後編)
<これは2015年02月09日に投稿したものを再編集した記事です>

前回のあらすじ。
飛行艇解放クエストを利用し、じょびネッツァの方々に会えるかもしないという期待を抱いた私。
しかし、「じょびネッツアのたまり場があるのはウルダハ!」と思い込んでいたため、リムサ・ロミンサでのクエストを完了した後、そそくさと飛行艇に乗り込んだのでした。
◆

そんなこんなで、ウルダハ。
格闘士、剣術士、呪術士のスタート地点であり、岩石砂漠を領する交易都市国家。
砂の都と称される街が抱えるのは、歴史を感じさせる城下街と居城であるヘヴンズシャード。
そのおとぎ話から飛び出してきたかのような風景は、幼い頃になくしたワクワク感を思い出させてくれます。

しかし、そんな街の雰囲気を味わっている場合ではありません。
私は1時に寝て、明日の仕事に備えねばならない身。
はやく代表に新書を渡さねばっ!
◆
そんなわけでウルダハの代表である、ラウバーン・アルディンなる人物に新書を渡した私。
「よかった、この人のフルネームは覚えれそう」、とか思っていたらクエストが終わっていたので、すぐさまじょびネッツア探しに思考を切り替えます。
たしかじょびネッツァのたまり場の地形は、

こんなだったはず!
ウルダハでそういう地形の場所を探せばきっと会える!

勘違いに気付くことなく、当時の私は走り出しました。
そして、

すぐに迷子になりました。
実は土地とか覚えるのが苦手な私。
書いてませんが、弓術士のスタート地点であるグリダニアでも、旧市街と新市街で迷子になっています。
そんな私がウルダハを歩くっていうのは無理がありました、なめてました。
田舎から出てきたばかりの、完全おのぼりさん状態です。
ウルダハの都市はザルとナルという似通った名前の回廊で構成されており、1階、2階にわかれているんですけど、なにそれって話ですよ。
旧市街、新市街は日常生活でまだ耳にする単語の組み合わせだからいいけれど、ナルとかザルとか回廊ってなんですか。
どんな生活をしていたら、馴染みのある単語になるんですかっ。
さらに建物内と建物外を含めたマップなので、グリダニアよりも数倍広く感じてしまいます。
分からない、分からない。
エーテライトまで辿り着ければと思うけれど、エーテライトがどこにあるのかも分からない。
地図で調べて辿りつこうとすると、街を出てモンスターに会う始末。
恐ろしいよウルダハ! 石造りのジャングル!
もはや、じょびネッツァに会うという次元の問題ではなくなってきた私。
かといって、「すいません、エーテライトどこですか?」なんて人に聞く勇気もなくてですね。
はじめての大阪駅で1人迷子になった時のことを思い出し、半ば泣きそうになりました。
そんな時でした。
友達「会えたー?」
グリダニアにいる友達さんからの確認。
気付けば時刻は1時を過ぎていました。
完全なタイムオーバーです。
If「迷子になりながら探してるけど会えてない! 見つからない!」
友達「そっかぁ。今回は諦めて次の機会にしたら?」
If「嫌です。今回会いたいのです」
友達「でも、もう1時過ぎてるし、今日の仕事にひびいちゃ」
If「大丈夫です! 問題ないです!!」
私は仕事上、1度会社に行くと翌日の朝まで帰ってこないことが多いです。
だからこそ、「寝る前にじょびネッツァの方々に会い、じょびネッツア養分を摂取しておく必要がある!」、というわけの分からない自論を友達に語り聞かせながら、ウルダハを走り続けました。
大丈夫、地形は頭に入っている!
都市も間違いないし、ここにじょびネッツァの方々はいる!
そうして、盛大な勘違いに気付かぬまま無意味に彷徨った私は、2時半くらいにようやくじょびネッツアのたまり場がリムサ・ロミンサにあることをサイトで確認し、

ふて寝しました。
その頃のじょびネッツアのたまり場はたぶん、

こんな感じにワイワイと賑わっていたと思います。
これから新生エオルゼアを始める方、そして現在プレイ中の方、情報はちゃんと仕入れましょうね!
でないと、私のような残念冒険者になりますよ!!