第37話:イフタンの現状

前回のあらすじ。
真の駄目タンクだった自分のことを語りました。
◆
駄目タンクから脱却するため、ジョブと装備を一新した私。
しかし、その後、

ナイトでのレベルレにいまいちモチベーションが上がらない。
というか、ジョブと装備を整えたことで満足している感じがあります。
ダイエットするために運動用のジャージと靴を買い揃えるも、その時点で満足して横になるデブに似ていますね。
これでは、いけない。
前回のカルンでの経験を活かせぬまま、なんちゃってタンクで終わってしまう。
あの後LSで、

「やり直せばいい」と慰めてくれた人がいて、

「頑張ろう」と励ましてくれた人がいて、

装備のアドバイスをくれた人がいたのに。
こんな状態では顔向け出来ない!
そんな折にツイッターにて、「暗黒騎士はかっこよくて、ストーリーもすごくいい!」といった呟きを見た私。

なんとせっかくジョブチェンジしたナイトから、暗黒騎士になることを決めたのでした。
◆
暗黒騎士は蒼天のイシュガルドで追加された新しいジョブで、ロールはナイトと同じタンク。
取得条件はファイターかソーサラーのレベルが50以上で、メインストーリーを一定までクリアしていること。
そして取得した時点からレベル30という、ちょっと特殊なものとなっています。
しかしあれですね、暗黒騎士って名前からしてかっこいいですね。
「騎士」っていうだけでもいいのに、「暗黒」までつけちゃうんですもん。
「和牛」に「黒毛」ってつけちゃうみたいな、贅沢なかっこよさですね。
そんなわけで、

暗黒騎士になりました。
立ち姿からしてすでに強そう。
やっぱり時代はダークサイドですよ。
とくに私はナイトになったけど上手くいかなくて心折れ、暗黒面に落ちてしまったヒカセンみたいな設定がぴったりくる境遇ですしね。
チヤホヤされてるナイトの人を見つけたら、「お綺麗なナイトさんは人気者でいいですよねぇー」とか、したり顔で嫌味を言う根暗キャラですよ。
でも強敵を前にしてナイトがピンチに陥ると、「行儀の良い戦い方しか知らないから、こんな相手に苦戦するんですよ」とか言って助けに駆けつけるんです。
その後なんやかんやで共闘して勝って、「一緒に戦ったのは利害が一致しただけですから。無様に死なないように頑張ってくださいね」って言って去っていくタイプ。
かっこいいですね、かっこいいんです。
さておき。
木人を叩いてなんとなく操作を理解し、低レベルのIDに行ったのですが、私的にはナイト(私の経験はほぼ剣術士ですが)に比べて、ヘイトが取りやすいように感じました。
とくに嬉しかったスキルはこれ、

暗黒騎士が序盤から使えるアンリーシュ。
ナイトのフラッシュに代わる暗黒騎士専用のスキルだと思うんですが、効果範囲が分かりやすく、ちゃんと敵に当たってるかどうか見やすいので便利です。
あと剣を地面に突き刺すモーションもかっこいいし、音も禍々しくてグッド。
◆
そんなわけで暗黒騎士になり、イフタン(イフタンクの略)はぎりぎり存続しています。
ただし、もう剣術士の時のようなことはありません。

レベルレでレベルを上げて、

スキルクエストをちゃんとやって、

装備を新しくすることも怠らない。
ただし、やるからにはマイペース。
気乗りしない日はやらないし、別でやりたいことがあればそっちを優先しています。
とくに最近はモンスターハンターワールドに夢中で全然やってません。
けれど、べつに急ぐ予定もないですし、ゆっくりでも着実にレベルは上がるので、これでいいかなぁという感じ。
問題があるとすればそうですね、

相変わらずロボ子になる時があることですかね。
ちなみにこれはレベル50になった時のSS。
ちょっとアラグの文明が入って、太古の英知を感じさせるロボ子。
どこかラピュタのロボット兵に通じる貫禄がありますね、あるんです。
でも、まぁ、暗黒騎士も十人十色ですから。
1人くらいジブリ出身ぽいのがいてもいいと思います。