第47話:ごわすイラスト(前編)

前回のあらすじ。
当サイトの問題点を改善するため努力しました。
努力しました。
◆


少し前にエオルゼアにて、読者さんと会う機会がありました。
それも同日に数人という、今までにない規模で。
これまでも何度か声をかけられることはありましたが、本当にブロガー冥利に尽きる次第です。
会った際はなるべく平静を装って、熟練の冒険者らしく振舞っていますが、内心では読者さん以上に喜んでいることを報告しておきます。
とはいっても、すぐにメッキ剥がれるんですけどね。
この前会った2人の読者さんには、私の暗黒騎士の鎧がチタン製であることが露呈したうえに、NQであることもばれましたからね。
イナゴの擬態は数分しかもたない、覚えておいてください。
そんな喜ばしい事があった後日のこと、

ツイッターにてアルチさんが捻くれてました。
悪役だなんて、そんなことないですよ。
ただ私をオメガ零式に行かせただけじゃないですか。
その一方でアルチさんは焼肉食べに行ってたの知ってますけど、ちっとも悪役じゃないですよ。
リアルの予定も大事ですからね、仕方ないですよね。

いつか報いを受けるからなこのリア充め!!!
◆

そんなわけで捻くれたアルチさんでしたが、

ラリーさんとリリスさんがナイスなフォローを飛ばしていました。
そうですよ、自信を持ってくださいアルチさん。
たぶん会ったら読者さんから、「DPS高いって書いてあったので、アルチさんと一緒にIDとか行きたいです!」って言われると思いますよ。

まぁ、私は阻止するけど。
貴重な読者さんを取られてなるものかと必死になりますよ。
天然記念物を守る勢いでディフェンスしますよ。

ほんと何も分かっちゃいない。
これにはさすがのリリスさんも声を荒らげます。

う、うん・・・。
まぁ、そうですよ!
私はまだしも、ファンの人は可愛いですからね!!

ちょっと私をないがしろにし過ぎじゃないですかね!!!
おのれ、私をなんの魅力もない、ただの正統派イナゴだと思ってますね。
こんな虫でも、2人の足を引っ張ることくらいは出来るんですよ?

そんなわけで今回の本題に入ります。
◆


さて、美人なこの2人をこれから私の手で、「ごわす」の似合うアウラとミコッテに仕上げるわけですが。
「これは自分で自分の首を絞める行為なのでは?」と若干思い始めた私です。
勢いで言ったこととはいえ、ようは嫉妬ですからね。
なんかこの時点で言い知れない敗北を感じています。
仮に私が荒木飛呂彦さん並の画力を持ち、これ以上ないってほど不恰好な2人のイラストを描いて「ごわす!」と言わせたところで、いったいなんの意味があるのでしょうかね。
この2人に「ごわす!」と言わせることで、得をする人がはたしているんでしょうかね。
たぶん答えは「否」です。
誰も得しないし、2人の人気も落ちない、そんな未来しか見えない。
ただ私の醜い嫉妬が形となって表れるため、私の人気だけが下がってしまう気がする。
この記事を境に読者がいなくなり、エオルゼアで声をかけられることもなくなる気がする。
いや、そうか。


それが2人の狙いかっ。
なるほど、やるじゃないですか。
吉良吉影みたく言うなら、「まったく敬意を表するよ、大したやつだ」ってところですかね。
しかしながら気付いてしまった今、その手には乗りませんよ。
こうなったら不恰好なごわすイラストではなく、最高のごわすイラストを描いてやろうじゃないですか。
それで次に読者さんに会う時にはこう言われるわけです、「アルチさんとリリスさん最高! でも、それを描いたイフさんはもっと最高!」ってね!!
◆
そんなわけで、最高のごわすイラストを描くことになったわけですが。
自分にそこまでの画力がないことは言うまでもありません。
なので今回は「イナゴクォリティの最高のごわすイラスト」になります、ご了承ください。
とはいえ、これまでリリキングや、おかんを描いてますから、私の腕も少しは上達してると思うんですよね。
エオルゼアに絵師というクラフタークラスはありませんが、もしあったならレベル5にはなってると思います。
ちょうど1つ目のクエストを受注出来る段階ですよ、クリア出来るかはさておきですが。

というわけで作業開始。
まずは軽いウォーミングアップで、とりあえず描いてみます。
上達してるのでこれで完成ってことも有り得るかもしれませんが、それはそれでOKですよね。

上達とはいったい。
まるで何も変わってない。
いや、もしかしたらなんですけど、若干バランスが良くなったんじゃないですかね。
ほら、

このリリスさんとかわりと完成に近いと思うんですけど。
その左のリリスさんはちょっと「ごわす」に気を取られ過ぎて、成れの果てになってしまったけども気にしないで。
それにまだこれは下書きですらありませんから。
きっとあと1週間あればもう少しマシになりますから。
というわけで次回に続きます、すいません私に絵を描く時間をください。
GWも仕事三昧なこの私に、時間をください。