FC2ブログ

            

第49話:ごわすイラスト(後編)


ta268580390683806930860700386.png

 前回のあらすじ。

 アルチさんのイラストが完成しました。



li57298549105681068209502.png

 アルチさんが出来たということで、今度はミコッテ族のリリスさんに取り掛かります。

 ミコッテはアウラと違って謙虚で猫耳しかないので、少し気が楽なイナゴ。

 猫耳の人間キャラは案外簡単ですからね。

 なんせ人間を描いて頭に三角形を2つつけるだけで出来ます。

 お手軽に出来て、さらに絵も可愛くなる魔法のパーツ、それが猫耳です。

 可愛いキャラが描けなくて悩んでいる人は、取り敢えず猫耳つけとけって言われるほど。

 その万能さときたら、まさに絵の世界におけるマヨネーズ。

 かの有名な画家であるゴッホが残した、「可愛いキャラが描けない? ならばマヨネーズだよキミ」という言葉は世界的にも有名ですね。

 さらりと嘘をついてしまいましたが、そのくらい猫耳は手軽に可愛さをアップ出来るパーツということです。

 もちろんクオリティの話を始めるとピンキリなんですが、比較的描きやすいものであることは間違いありません。

 そんなお手軽パーツがくっついているミコッテ族のリリスさん。

 これは人間部分さえ失敗しなければ楽にイラストが完成しそうですね。

 もっとも、その人間部分が鬼門なわけですが。

 しかしながら、人体はアルチさんの時に嫌というほど描いた私。

 あえて言わせてもらいましょう。

「このイフ・ベゲーグヌングに、人体的バランスによる描写ミスは決してない、と思っていただこう」ってね!

 そんな心境で描いたリリスさんの下書きがこちら。







ne4859285920850205-2059502.png

 凄い上手く描けた。

 自分で言うのもなんですが、バランスとかは完璧なのではないでしょうか。

 ただそうですね、なぜか気持ち悪いですね。

 見てると不安になるというか、夢に出そうというか。

 なんにしても、ミコッテではない。

 近しい存在だけど、決して同種ではない。

 もちろん下書きとしては使えないので、この後ちゃんと描き直しています。



 下書きが出来たら、パソコンに取り込んでSaiを起動と思っていたのですが、ここで緊急事態発生。

 いつも通りに電源ボタンを押したところ、なんとブルー画面が表示されて強制シャットダウンしました。

 老体とは思っていましたが、ついに限界ですかWindows XP!

 否、まだだ!!

 せめてリリスさんを描き終わるまでは動いてほしい。

 学生時代、Windows Vistaの重さに苦しんでいた私を救ってくれたお前ならやれるって、頑張れし。








bu5829985029052-058693.png

 頑張ってくれました。

 しかしながら死期は近いと見るべきでしょう。

 起動時にブルー画面とか、人間でいえば寝起き脳内出血みたいなもんでしょうし。

 絵が出来上がったらバックアップ待ったなし、ならばこそリリスさんを高速で仕上げねばなりません。

 けれど、ここでもう1度リリスさんのモデルSSをご覧ください。



li57298549105681068209502.png

 一見するとシンプルなうえに、白をベースとした服装なので色塗りも楽に見えますよね。

 でもーー



ko58291085205020509309523.png

 ここなんですよ皆さん。

 この圧倒的な装飾品の数ですよ。

 ただのカニカマ色の服かと思いきや、貴族並みの飾り付けがされた一張羅。

 これは簡略化しても短時間で終わりそうにありません。

 おのれ、渋谷に売ってそうなこの服をチョイスしてくるとは、私のXPに止めを刺す気満々ですね。

 しかしながらその挑戦、受けて立ってやろうじゃないですか。

 私とXPを侮ったこと、後悔させてやりますよ!




gi57829820017659205902905902.png

 ギブアップ。

 なにこれ、なにこの量。

 下書きの段階で心折れそう。

 各装飾の大きさや配置に気を配りながら描くのってすごく難しいですね。

 もういっそ簡略化ってことで、服装を白のパーカーに変更しようとも思いましたが、さすがに怒られると思ったので作業を続行します。

 そうして下書きレイヤーが完成した後、新たにレイヤーを作って本描きに取り掛かったのですが、







ok471981955209507294892.png

 おかしいって。

 なんかもう現代アートみたいになってるもん。

 この時点で1つの作品だもん。

 まだリリスさんの顔すら描いてないのに、ひどく満足してる自分がいる。

「こんなもんかな!」ってペンタブを片手に微笑まずにはいられない。

 ちょっと誰か続き描いてくれませんかね。



 やっとこ服が完成し、次に取り掛かったのは頭の部分。



su4729-59205759285859290502.png

 少しおかっぱ風の髪型なので、服と違ってすごく描きやすい。

 ちなみに猫耳と、それについているイヤリングは、別で描いて後でドッキングさせる予定。

 最終的にミコッテになればいいというスタイルでいきます。







gu472994027502950275929042.png

 それらが終わったらようやく色塗り。

 いやぁ、いいものですね、綺麗な黒髪っていうのは。

 どこぞのアウラは小生意気に赤のメッシュ入れてましたからね。

 こういう大和撫子的な美しさ、大事にしていきたいですね。

 バケツ1つで色塗り出来る、本当に素晴らしい髪です。

 ただし、







ze4829904757201040280402-05929.png

 スカラ装備、お前は駄目だ。



 色塗りが終了したら次はPhotoshopの出番。

 サクッと背景を作成し、画像サイズを調整してアルチさんとリリスさんを並べます。 



kg859292052002-1585985393.png

 それが終わったら2人の背後に影を設置。

 さらに瞳を描き込んだり、頬の赤みを追加したりと微調整。

 そうして最後に「ごわす」という台詞を載せて完成です。

 途中で「誰か続き描いて」とか言いましたが、もちろん自分で最後まで描く。

 仮に誰かが手伝ってくれるとしても、丁重にお断りです。

 これは私が描くと決めた絵で、私の作品。

 他の人のほうが何倍も上手く描けるとしても、余計な手出しは無用。

 やると決めたからには、自力で仕上げて魅せる。

 それが創作者ってもんですよ。

 というわけでご覧ください。

 こちらがイナゴクオリティで描かれた、「アルチさん&リリスさんのごわすイラスト」になります。









go6677853490656990.png

 如何でしょうか。

 2人並んで可愛く「ごわす」。

 不恰好にならないよう精一杯やりましたが、期待に応えられましたかね。

 もし気に入ってもらえたなら、2人は今後エオルゼアで話す際、語尾に「ごわす」をつけてください。

 そうして両者が変人扱いされれば、読者の方々に愛されるのは私だけになるはずです。

 まさに計画通りでごわす!









 オマケ。







ya_201805162140479cb.png

 リリスさんの服の装飾を下書きした日の落書き。

 本当にこんな心境でした。

| 私が歩んだエオルゼアのそれからホーム |

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

▲TOPへ