第33話:イナゴタンク作戦開始+ニーアオートマタ開始

前回のあらすじ。
MHWでタンクすることになりました。
◆

というわけで始まりました、イナゴタンク作戦。
その内容は至ってシンプル。
私がベヒーモスの頭を攻撃して敵視を取り、他の3人が安全に立ち回れるようにするというもの。
まさにエオルゼチックな戦い方ですが、ベヒーモスの攻撃は強力且つ俊敏。
対してヘビィボウガンは重く、動きが遅いため、敵視を取る前にやられる可能性すらあります。
そこで役に立つのが、装衣です!
これは装備の上から羽織る特殊装具で、一時的に特別な効果を得ることが出来る代物です。
いろいろな種類がありますが、クエストに持って行けるのは2つだけ。
ということで私は、


この2つをチョイスしました。

まずはこちら、不動の装衣。
その効果は被ダメージ減少に加え、攻撃を受けても仰け反ったりしなくなる他、風圧や震動などにも耐性を得ることが出来るというもの。
言うなれば防御特化の装衣です。

続いて2つ目は、転身の装衣。
こちらは強力な攻撃を受けた際、自動で回避を行ってくれる装衣。
プレイヤーが反応出来ない時や、通常なら回避行動が行えない状況でも効果が発動するため、自動回避というよりは絶対回避を行ってくれる一品です(エクリプスメテオは対象外、なぜなのか)。
ただし、これら2つの装衣は一時的なパワーアップアイテムに過ぎません。
効果が切れれば解除され、再使用には相応の時間を要します。
エオルゼア的に言えば「すっごい便利な防御スキルと回避スキルだけど、リキャストタイムが超長い」って感じです。
そのため、ここぞという時に使う切り札にも思えるのですが、

出し惜しみせず不動を装備!
スタートで躓かないためにも、今がここぞという時だ!!

私を見ろベヒーモス、お辞儀をするのだ!
ちなみにヘビィボウガンに装填している弾は散弾。
至近距離で散らばるこの弾は、身体の大きいベヒーモスの頭から顔に満遍なく当たるため、絶大な効果を発揮します。

取った、敵視取った!
これでベヒーモスの攻撃は私に集中するはず!
今だ皆、かかれぇい!!

こ、こいつ、ボウガンのリロード時を狙って攻撃してきました!
なんて卑怯な、きっと仮面ライダーの変身も待たないタイプの悪者に違いありません!!
しかし、装衣を着ていたため致命傷には至らず。
くわえてヒーラーのMさんの回復もあり、瞬時に体力ゲージがMAXに戻りました。

敵視を取ったあとは隙を見て射撃orリロード――と言いたいところですが、ベヒーモスの攻撃を防ぐことで精一杯なイナゴ。
エオルゼアでもMHWでもタンクの腕はへっぽこです。

そんなこんなしていると装衣の効果が切れ、一定時間経ったことでベヒーモスの敵視も切れてしまいました。
そう、MHWではタンクの腕に関係なく、時間経過で敵視が切れてしまうのです。
こうなるともう1度頭を攻撃し、敵視を奪うことが必要となります。

まぁ、無理なんですけどね。
へっぽこタンクがそう何度も敵視取れるわけがない。
エオルゼアのカルン埋没寺院で、フレンドさんからガチ説教を受けた英雄をなめるなって話ですよ。
しかし、私がやらねば3人の命が危ない。
守らねばなりません、たとえ不慣れでも、押し付けられた役目だとしても!
それが、タンクというものだから!!


取った、取ったどー!
さぁ、ベヒーモスがイナゴに夢中になっている間にやれー!!

って嘘やん!?
どうやらだいぶ体力を削っていたようで、すぐにエクリプスメテオの構えに入りました。
まさかのタイミングに全員が大慌て。
とくに私は動きの遅いヘビィボウガン、コメットまでの距離によっては間に合いそうにありません。

あ、詰んでる。
エクリプスメテオの炸裂はもはや目前。
他の3人は間に合いそうですが、私はどう頑張っても無理そうです本当にありがとうございました状態。

否、まだだ!
まだ、私には「FINAL FANTASY XIVジャンプ」がある!!
刮目せよベヒーモス、これが光の戦士のジャンプだー!!!



やった、やりました、エクリプスメテオを見事回避し、生き残ってやりましたよ!
これにはもうパーティの士気も急上昇、この勢いに乗ってベヒーモスをエリア4まで追い立ててやりまs

えっ・・・。

えぇっ・・・。
Mさん、Fさん、間に合わなかったのかぁ・・・。
Vさんはギリギリセーフみたいだけど、そっかぁ、2人はお尻焦げちゃったかぁ・・・。
じゃあ、えっと――

◆

というわけで、リトライ。
先ほどと同じように最初から不動の装衣を展開。
そして目標(ベヒーモスの頭)をセンターに入れてスイッチです。

あれ?

あれれ?

やかましっ!!!
こっちだって必死にやってるんだから、そのへんの石でも磨いて待ってろし!!


えぇい、ちょこまかと!

あっ・・・。
その後も私が敵視を取れずに誰かがやられる、敵視を取っても私がやられる、エクリプスメテオで全滅などなど、あらゆる死に方を経験していくガクセンフレンズ。
ここで忘れてはならないのが、極ベヒーモスは期間限定のイベントモンスターであるということ。
敗北を続けてイベント終了日を迎えれば、次のイベントが開催されるまで挑戦すら出来なくなります。
それだけは絶対に避けねばならないと思うも、苦戦するガクセンフレンズ。
はたして勝負の行方は――次回へ続きます。
◆

今年、エオルゼアとニーアオートマタがコラボするという情報を入手したため、友達からニーアオートマタを借りたイナゴ。
こういう素早いアクションゲームは苦手分野ですが、頑張ってプレイしていこうと思っています。
もっとも、前作であるニーアレプリカントは数年前にクリア済み。
その経験を活かせば、それほど時間はかからないかもしれません。

待って、知らない、こんなゲーム知らない。
なんでいきなりシューティングなんですか、ニーアレプリカントの経験が息してないんですけど、どうしたらいいんですか。

ていうかこの戦闘機が2Bってキャラ?
あれ、2Bって黒いドレス着た女性じゃなかったっけ、パッケージ詐欺?

などと困惑していたら回転する敵に撃墜されました。
こうしてバッドエンドを迎えてしまったニーアオートマタですが、今では持ち直して鹿や猪と楽しく遊んでいます。
興味が涌いた方は是非ともネタバレを見ずにプレイしてくださいね。