第54話:アクキー奮闘記①「ラノベ化待ったなし」

漆黒のヴィランズが話題の中、皆様如何お過ごしでしょうか。
今回から当ブログの記事はしばらく、去年の7月に行われたリアルイベントに関するものとなります。
メインストーリーをクリアしたからといって、漆黒のヴィランズネタは一切書かないブロガーの鏡。
流行についていけないだけでしょって? きみのような勘のいいヒカセンは嫌いだよ。
さておき。
最近は雨が猛威を振るっておりますが、去年の7月は太陽輝く記録的な猛暑の連続。
そんな身も心も熱くなる時期に、じつは様々な「やらかし」をしたイナゴがいました、ご覧ください。
◆

6月だというのに気温はすっかり夏のそれ。
世間は記録的な猛暑と謳いながらも、行楽だ、お祭りだと元気いっぱい。
一方の私はというと、

暑さと仕事によりダウン寸前でした。
過去の記事にも書きましたが、この頃の私は転勤先の職場で働く身。
参照:オマケ①:新しい仕事場の話
慣れない環境と慣れない仕事のダブルパンチを受け、死んだ虫のような目をしておりました。
そんな折にツイッターで話題になっていたのが、東京ビッグサイトで開催される、スクエニゲーム作品オンリーの同人イベント。

なんでもそれに、エオルゼアのフレンドさんの1人であるマエルさんが一般参加ではなく、サークル参加されるらしい。
さらにそれを手伝いに行くフレンドさん達もおり、なかなかに賑わいそうとのこと。

そう、羨ましくなんかない。
私には私のやるべき事があるし、東京は遠いし、リアルでフレンドさんに会う度胸もないし。
けれども、一生に一度くらいそういうイベントに参加してみたい気はある。
くわえてもし、もしエオルゼアのフレンドさんと直に会うことになれば、それは人生においてSSR(ダブルスーパーレア)レベルの経験になるに違いない。
なんならブログタイトルを「引き篭もりがFF14を始めて東京でフレンドさんとリアルに会う話」に変えてもいいくらい。
ラノベ化してもいいくらい。

仮に行くとしても、目的地が東京となれば有休を取らねばなりません。
しかし、当時の私は他部署から移動してきたばかりの新入り。
くわえて仕事も忙しい時期で、場合によっては猫の手も借りたいほど。
取れるはずがない。


取れました。

いや、いやいや。
有休が取れたとはいえ、東京までどうやって行くのか。
自分の車を使うのは論外。
ベストなのは新幹線ですが、往復となるとお値段がチョモランマ。
せめて行きだけは深夜バスにしたいところですが、東京行きとか凄い人気のはず。
絶対にディズニーランドとか行くカップルで埋まってるはず。
取れるはずがない。



取れました。

いや、いやいや。
今回はただ東京に行くだけじゃない。
東京で開催されるイベントに行くわけですからね。
これはもう現地で宿に泊まることが必須。
しかし、イベント開催は約10日後――こんなギリギリに空室がある所なんてない。
とくに会場であるビッグサイト近くのホテルは予約でいっぱいのはず。
取れるはずがない。



取れました。



こうして私は未だ味わったことのない体験への一歩を踏み出しました。
◆
時間を確保し、深夜バスの席も取り、宿の予約も完了しましたが、もう1つ事前にやらねばならないことがあります。
それは、

イベントにサークル参加されるフレンドさんこと、マエルさんへの報告です。
覚悟を決めて行くと言った手前、ただイベントに参加するだけでは収まらない。

エオルゼアのフレンドであるこの方から、サークルの商品であるアクリルキーホルダー(以下アクキー)を入手する。
それを今回の最大の目的とします。

さっそくDMにて連絡。
といってもこの段階では緊張しておりません。
なんせネット上ですし、エオルゼアのフレンドさんですし。


報告するとちょっと驚かれましたが、話自体はスムーズに進行。
予約のアクキーは馴染みのある詩人、白魔道士、機工士の3つにしました。
ちなみに本の販売は諸事情によりなしになったそうです。
そんなやり取りの最後に、

当日お手伝いで売り子をする方々への伝達もお願いしておきます。
さすがに誰がマエルさんの所を訪れるかまでは把握出来なかったので、これは当人に頼るしかありませんでした。
しかし、

マエルさんからの返事はご覧の通り。
おぬしも悪よのう!
でもそういうドッキリ、嫌いじゃない!!
聞けばアルチさんは会場に来るとのことで、これは楽しみになって参りましたね。
◆
というわけで、マエルさん以外は知らないお忍び参加が決定したイナゴ。
当日はすれ違いを防ぐため、DMでの連絡をきちんと行うことを確認し、この日のやり取りは終了します。
なんとも順調に進む前準備。
しかし次回、早くもトラブルに見舞われることとなります。