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第41話:オフ会参加録⑪「あの都会のように」


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 前回のあらすじ。

 びびってませんよ。

 それはそうと、ステキなマッサージチェアを見つけたので体験することにしました。



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 いよいよ始まる宇宙旅行体験。

 オフ会参加者の方々には申し訳ないけれど、ちょっと横浜の前に木星あたりまで行ってきます。

 よもやこの歳でエウロパ(木星の第2衛星)気分になれるとは、人生は分からないものですね。



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 おぉぉー!!

 すごいです、無重力ボタンを押すと椅子が傾き、視界が壁から天井に移りました。

 これはまさに――あの、重力をすごく感じる角度です。

 例えるならジェットコースターの最序盤、坂を上っている時のあれ。

 えっ、無重力? 無重力仕事してください。

 そんな感じに混乱していると、



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 地獄が始まりました。






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 このマシンを動かしたのは一重に興味本位から。
 
 例えるなら、純粋無垢な子供が目新しい物を見つけ、「なにこれ面白そう!」と試すような感じ。

 そんな心とは裏腹に、私の体は決して刺激など求めていなかった。

 なぜなら今は骨身を削ったライトボディ仕様、外部からの衝撃がより響く状態。

 そんな身で最新式宇宙体験型マッサージを受けるとどうなるか、



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 こうなる。

 本来は気持ちがいいはずのマッサージ、けれども振動がダイレクトに体を駆け巡って痛い。

 くわえて椅子が傾いた際に姿勢が崩れてしまったのか、どうにもマッサージされる位置がおかしい。

 本来は背中をほぐすはずのパーツが、ギリギリ肩甲骨に当たったりしている、超痛い。

 貧弱な体に位置のずれたマッサージ、言うまでもなく悪い意味で効果はばつぐん。

 しかし、今の私の状態は――






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 これであるため、逃げることが出来ない。





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 地獄のようなマッサージ終了まであと約9分。
 
 200円払って宇宙を経験し、スペースノイドの仲間入りを果たそうとした者の末路。

 あわよくばニュータイプになれるかと思ったら、強化人間の実験みたいになってるのなんで?

 ねぇ、誰か教えて。



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 全身マッサージされたのに、まったく癒されることなく京都タワーを出発。

 バスに乗る前にリラックスしようとして大失敗したわけですが、気持ちを切り替えていきますよ。

 ということで、次にやってきたのはこちら、



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 Portaという名の京都駅前の地下街です。

 駅前というアクセスの良さに加え、数多くのショップが並ぶここには、雑貨店やドラッグストアはもちろん、美味しいカフェやレストランも盛りだくさん。

 となれば、横浜前に豪遊せずにはいられません。

 そう、



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 東京前にカツカレーをキメたあの時のように。

 へへへっ、今回も芳醇な香りを纏ってバスに乗車してやりますよ。

 これが本当の飯テロ、私の横で顔を歪めることになる人、運がなかったと思って諦めてくださいね。

 ではでは、何を食べましょうか。

 前のようにカレーもいいですが、焼き肉でもいいですねぇ。



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 なんてね、飯テロなんてしませんて。

 今日の晩御飯はこちら、タマゴサンド、バナナ、なんか体に良さそうな飲み物の3品です。

 他人のことも考えられるようになったイナゴ、これが1年の成長。 

 深夜バスも公共の乗り物ですからね、マナーはちゃんとしないと。

 東京出張編の頃は若さゆえに踏み止まることが出来ませんでしたが、今の私は冷静です。

 そんなあの、イナザップの後遺症で「晩御飯に肉とか食べて大丈夫? いきなり5キロ太ったりしない?!」と不安になり、気付けばコンビニで写真の品々を買っていたとか、そんなことはないですよ。

「昼にあんな大きなハンバーガー食べちゃったし、もう駄目だぁ・・・夜は節制しなければ!」と即効性のリバウンドにびびったわけじゃないですよ。

 びびったわけじゃないですよ。



 京都の晩御飯、美味でございました。

 とくにあのタマゴサンド、こだわりタマゴのサンドということで大満足。

 あれはきっと名古屋コーチン、もしくは比内地鶏の産みたてを使っていますね、間違いない。

 問題があるとすればそうですね、これから深夜バスに乗るっていうのに、度し難い空腹感に襲われていることですかね。

 しかしながら、



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 そのおかげで明日の予定が決まりましたよ。

 横浜に着いたらなるべく早く中華街に行って、1人で北京ダックを食べる。

 元デ・・・ポッチャリの底力を見せてやる。

 こう書くと、「中華街に来る予定のオフ会メンバーと合流して皆で食べないの?」と思う方がいるかもしれませんが、アカイモさんが作ったDMグループを再確認したところ、そのメンバーが中華街に来るのはお昼頃。

 一方で私は早朝に横浜到着予定なので、おそらく時間が合いません。

 明日の朝食は北京ダック、これはもう確定です。



 さて、風呂も食事も済んだことですし、あとはバスに乗るだけ――と思いがちですが、その前にやることがあります。

 そう、



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 午前中に京都駅のロッカーに預けた、キャリーバッグを取りにいかねばなりません。

 これを忘れてバスに乗り込んだが最後、第七霊災レベルの目も当てられない事態になります。

 なんせ苦労した名札も、明日からの着替えも、予備のお金さえもその中ですからね。

 しかし、ここで痛恨のミスが発覚しました。

 なんと私、



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 改札の奥のロッカーにキャリーバッグを預けていたのです。

 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝が楽しみ過ぎて、つい目についたロッカーを利用したのが運の尽き。

 切符を持っていない今、改札奥のそれを取りにいくのは至難の業。



 いや、でも、理由を話せば通してくれるのでは?

 だってべつに電車に乗りたいわけじゃないし。

 ただ改札奥のロッカーから荷物を取り出すだけだし。

 なによりここは歴史を重んじる街、京都。

 武士の情けで大概のことは許してくれるはず。

 駅員さんも「そういうことならば仕方ない。通るがよいぞ」とか言ってくれるはず。

 私はそれに「かたじけない!」と返してそそくさとキャリーバッグを取りに行くで候。



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 というわけで交渉開始。

 駅員さんに理由を話し、タダで改札を通るという殿様待遇を所望。

 すると、



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 テーマパークみたいな質問をされました。

 まさかの切符じゃなくて入場券。

 よもや京都駅なのにユニバ気取り。

 本気で武士の情けが通じるとは思っていませんでしたが、それにしても予想外です。






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 拙者、思考がついてこないと言われたことをオウムのようにリピートしてしまう侍。

 入場券という聞きなれない単語に動揺せずにはいられぬ次第。




 あ、いや――ありますね。

 そういえば東京出張編の時、



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 新宿で見ましたね!

 あの時もたしか「駅なのに入場券!?」と思ったわけですが、それをよもや京都で味わうことになろうとは。

 しかも今回はそれが必要な事態になろうとは。



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 あ、はい。

 お金、いるんですね。
 
 はじめてですよ、電車に乗らないのに券売機の前に立つの。



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 納得出来ないので、東京に全ての責任を擦り付けながら購入します。

 あの貪欲な街に、京都は汚染されてしまったに違いない。

 おのれ、東京め。

 神聖な京の都に、よくも入場券システムという異文化を伝えてくれましたね。

 これはメダカの水槽にブラックバスを流し込むレベルの鬼畜の所業ですよ。

 あと横浜を内包していなかったことも私は忘れないから。

 横浜が東京にありさえすれば、もうちょっといい深夜バスに乗れたこと、生涯忘れないから。




 そうして憎悪を膨らませる私は次回、横浜で手痛い裏切りを経験します。

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