第1話:イシュガルドの前に・・・


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 前回のあらすじ。

 夢見たはじまりは叶うことなく、儚く消えたのでした。



 事の発端は蒼天のイシュガルド発売前に遡ります。

 当時、うちのFCではマスターへの不信が高まっていました。

 リアルな事情を含むので詳細を述べることは出来ませんが、結果としてそうなってしまい、すでにFCを抜けたメンバーもいました。

 そして、残ったメンバーはイシュガルドを前に1つの選択を迫られます。

「マスターについていくか」それとも「FCを抜けるか」という選択です。

 抜けることを選ぶ人もいました。

 保留という人もいました。

 その中で当時の私は「マスターについていく」ことを選択します。

 人数は減るだろう、信用も失うだろう。

 けれど、私をFCに誘ってくれたことが嬉しかった。

「じょびネッツァを超えるFCを作るんだ!」と言った姿が眩しかった。

 私は、そんなあなたが大好きだった。

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 そうして私とマスターはこの場所で、「もう1度やり直そう」と話し合います。

 困難なことはお互いに重々承知。

 けれど、いつかまた思い出溢れるFCに――と。

 しかし――











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 その翌日にマスターから聞かされたのは、まさかのFF14からの引退宣言でした。

 手の平を返すとは、まさにこのこと。
 
 先日の話がまるで嘘のような言い分でした。

 私は納得出来ず、問い詰めます。

 するとマスターは「ちょっと落ち着いてから話す」と返答し、去っていきました。













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 それが、私とマスターが交わした最後の言葉でした。

 その後いくら待っても、マスターが戻ってくることはなかったのです。

 あんなに仲が良かったのに、最後まで信じたのに。

 ……その結末がこれなのか。











 嘘だ! そんなわけがない!!

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 モグメールは来ていないか? FCフォーラムは? 誰かに何か言伝していないだろうか?

 混乱する頭で必死に考えた末、私は「マイディーさんならなにか知っているのでは?」とじょびネッツァのたまり場を目指します。

 というのは、私もマスターもサスタシャ支援企画の参加者且つ、マイディーさんの影響を受けてFF14を始めたプレイヤーだったからです。

 最後の最後に別れを告げるのは、マイディーさんかもしれない!










「突然すいません、うちのマスター見かけませんでしたか?」

 たまり場に着くやそう質問する私。

 それに対して、マイディーさんは答えました。

「いいえ、見ていませんよ」――と。



 マスターはFCマスターの権限をメンバーの1人に譲渡して消えていました。

 そのメンバーが預かったのは権限だけであり、特にこれといったメッセージは預かっていないとのこと。

 私は「落ち着いてから話す」と言ったマスターが、何を言おうとしたのか分からないままとなりました。

 お互いに別れを告げられたのなら、どれだけ良かっただろう。

 納得出来ずとも、「さようなら」と言えたなら――

 そうならなかったことが残念で、腹立たしくて、悲しくて。

 ただただ「見捨てられた」という現状だけが、重く伸し掛かってきました。

 そんな中、残ったメンバーの間で「FCを存続させるか」か「FCを解体するか」を決める会議が行われました。

 結果は、メンバーの1人がマスターとなり、存続させることに決定。

 しかし、私はFCを抜けることを決めます。

 元マスターに、なんだか裏切られた気がして。

 そんな人の作ったFCに、当時はいたいと思えなかったのです。

 そんな私に二代目FCマスターは、「いつでも戻っておいでね」と優しい言葉をかけてくれたのでした。

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コメント

ちょっと振りに覗いてみたら更新されていたので
イフさんとララリテさんの掛け合い面白くて好きです

時間を置いて書かれているスタイルと把握しているので、大分気持ちの整理を付けられたのかな
元気出して下さるといいな
イフさんの日々に幸多からん事をと祈っています

名前がないのでどちら様か分かりませんが、コメントありがとうございます。
イフとリテの兼ね合いは「小須田部長の引越し」という昔のコントを参考にさせていただきましたw

お心遣い感謝です。
今はこうして記事に出来ているので、気持ちの整理は出来ていますよ!
そちら様も良いエオルゼアライフを。

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