番外編:セミコーデその④「蝶のように舞い、蜂のように刺すコーデ」


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 前回のあらすじ。

 セミコーデ、旦那さんのコーデに完全敗北。

 しかし、それをバネにさらなる精進を誓うのでした。



 まだまだ続くセミコーデのコーナー。

 最近になってようやく、「これもう別のカテゴリで分類したほうがいいんじゃないかなぁ」と思い始めました。

 予想以上に長くなっています。

 あと意外に反響があることにも驚いています。

 現在募集していませんって書いたのに、「今度大事な卒業イベントがあるんでその服のコーデをしてください」とかエオルゼアで言われ、嬉しいやら申し訳ないやらでした。

 でも、あの、狂気の沙汰ですよね。

 セミとかイナゴとか言われている人に正装を頼むなんてね。

 私のことですから絶対ジャケットとかドレスはチョイスしませんよ。

 どこぞの部族の成人式みたいな服装にしちゃいますよ。




 あとツイッターでも衝撃的な現象が起きています。

 なんとこのセミコーデシリーズを書き始めてから、モてる女子が好きなファッションやコーデ、恋愛観をつぶやくアカウントからフォローされました。

 こればかりは本当に申し訳ない次第。

 たぶんコーデとか書いてたから飛んできたんでしょうけど、完全にジャンル違いです。

 私的ですがこのアカウントは、「白をベースとした乙女の真夏コーデ」とか、「彼氏と行きたい海辺のデートスポット10選」みたいないい匂いのするつぶやきをされていると思います。

 一方で私がそれっぽいつぶやきをしようとしても、「今この木が熱い! 樹液溢れる大木の見分け方」とか、「真夏の鳴き方講座。いいメスはこう落とせ」みたいなことになると思います。

 残念ですが、宗教戦争をしている国みたく分かり合うことは出来ないでしょう。



 前振りが長くなりました、そろそろセミコーデを始めたいと思います。

 今回の生贄依頼主はこちら、

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 マフユさんです。

 とても可愛らしいララフェルさんですが、見た目に騙されてはいけません。

 実はこの方、幻想薬ジャンキーなので外見がころころ変わるのです。

 そのため見定めなければならないのは、外ではなく内。

 マフユさんというプレイヤーの本質を見抜けるかどうかがキーポイントです。

 そんな今回のコーデ内容はこちら、




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 つまりは、「白いバラの似合う詩人らしいコーデ」というわけです。

 これはなかなかにハイレベル。

 なんといっても、詩人ぽさが分かりません。



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 本人も分かっていませんでした、いよいよお手上げです。

 せめて「私の詩人のイメージはこう!」というのがあれば手も出せますが、それがないのではマーケットも覗けません。

 セミコーデ始まって以来のピンチです。

 請け負ったからにはちゃんと仕上げなければなりませんが。

 いったいどうしたら――








 その疑問に答えてくれたのは、エオルゼアで経験した冒険の日々でした。




 冒険者の前には様々な困難が立ちふさがります。

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 たとえばそれは、難攻不落と呼ばれたダンジョン。

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 たとえばそれは、破滅をもたらす神。

 敵わないと目を背けたくなるそれらに、けれど光の戦士は臆せず挑むことができます。

 なぜなら、




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 そこに仲間がいるから!




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 ロールを出し合い、志を共にし、困難に立ち向かう同士がいるから!




 1人の力は小さくとも、集えばその力は無限大。

 それは時に人を、国を、世界を救う伝説になる。

 そう、仲間を得た冒険者に不可能はない!!




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 そんなわけで他人を当てにします。

 ちなみにこのAさんは、詩人を極めて修羅と呼ばれるようになった人物です。
    
 まさに今回の疑問をぶつけるには打ってつけ。

 その返答でマフユさんのコーデ方針を決めることになりました。

◆ 

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 善は急げということで、さっそく質問する私。

 修羅と呼ばれるAさんですが、実はとても親しみやすい人です。

 PvPで敵になったり、コンテンツ攻略の邪魔をしたりしなければ、いきなり頭部を射抜かれることはありません。




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 なので少し調子に乗って脅しておきます。

 こういう時くらいしか優位に立てませんからね私は。

 ふふっ、人質がララフェルとなればいつもの強気は発揮できまい。




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 なんか嬉しそうですこの修羅、こわい。

 ドSです、間違いなくドのつくSです。

 むしろララフェルの行く末が自分の手にかかっていることに悦楽を感じています。




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 そんな疑問を口にするAさん。

 もちろん選ぶ回答は決まっていますね。




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 私は他でもないAさんに聞いているのです。

 だったら、Aさんのイメージを教えてもらわなければ意味がありません。

 その返答でコーデ方針を決める、そうマフユさんにも告げたのです。

 だから私には聞き出す責任があります!




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 はめられました。

 修羅ということで脳筋かと思っていましたが、頭のほうも相当きれるようです。

 そんなAさんの気になる回答はというと、

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 なるほど、詩人を極めた人が言うと説得力があります。

 ありがとうございました、Aさん。

 そのお言葉を胸に刻み、不肖ながらこのセミがマフユさんのコーデを請け負わせていただきます!









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 うるさいよ!!



 あれから時が経ち、ついにコーデが完成。

 マフユさんを呼び出す日がきました。

 しかし対面した際に衝撃的な告白をされてしまいます。




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 なんてこと!

 私が遅いせいで詩人のレベルがカンストし、さらに独自でコーデを考えてしまったようです。

 これでは私の用意したコーデの意味が――











 いや、逆に考えましょう。

 ここでマフユさんのコーデがダサければ、私のコーデがより輝くこと間違いなし。

 そうなれば私の人気は急上昇。

「ステキですイフさん! 私あなたの弟子になります! 一緒にあの修羅のAさんを倒しましょう」とか言ってくれるはずです。

 これは美味しい展開ですよ。

 ではでは、さっそく見せてもらいましょうか。

 ビフォーアフターの画像を用い、いざマフユさんの詩人コーデを!











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 あら可愛い!!

 普通に素晴らしいコーデです。

 やってくれましたねこの幻想薬ジャンキー、私の計画が台無しです。

 さて、どうしたものでしょう。

 わりと本気でこちらのコーデを渡したくありません。
 
 どう考えても敗北が見えています。




 あ、そうだ!




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 ね? そういうことにしましょう。

 それで世はこともなし、ハッピーエンド。

 Aさんの部分をカットすれば不自然な点もないし、ブログ的にもオッケーです。

 しかしながらマフユさん、こちらのコーデを寄越せとまったく退きません。




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 おのれ、話の分からないヤクチュウです。

 こうなったら切り札を出すしかありません!




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 ザ・責任転嫁。

 少なくともこれで私の尊厳は守られます。

 申し訳ありませんねAさん、こちらも生きるのに必死なんです。

 さすがに2連敗は格好つきませんしね。




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 理解が早くてステキです!

 本当マフユさんは超可愛いですね!!

 それでは今回のコーデ装備を受け取って着てもらいましょう。

 その模様はビフォーアフター画像+背面画像を用いて紹介致します!








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 さっそく酷評です!

 でも安心してください、




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 ワタシ ワルクナイ。




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 もの凄いストレート。

 先のコーデを見た後なので相応の覚悟はしてましたが、マツコDXみたく容赦がありません。

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 ご立腹です!

「だけどなー!」を繰り返しているあたり本気なのでしょう。

 しかし、ここで引き下がるわけにはいきません。

 私は私のコーデを貫いた、それを否定することは出来ないのです。




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 ダウトじゃなくて!

 聞いて、とにかく解説を聞いて!!



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 まずは胴装備であるダルメルレンジャージャケット。

 夏らしい露出度と、蜂の特徴を兼ね備えた一品です。

 どこに蜂の特徴があるかというと肩をご覧ください、針です!

 もちろん、これだけじゃありません。




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 下腹部と腰元をご覧ください、短剣が装備されていますね!

 それも1本ずつ、合計2本!!

 つまりこれ、ダブルニードルなわけですね。

 ポケモンGOが話題な今、その要素をさり気なく混ぜ込んでみました。

 これにはマフユさんも思わず反応します。




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 ダウトじゃなくて!!









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 続いて腕装備。

 先の露出度の高い胴装備とは一転、がっちがちのこれはダルメル・レンジャーアームガード。

 こちらは胴の脆さを補うべく、虫の甲殻をイメージしたものとなっています。

 詩人にとって腕は命ですからね、しっかり守らねばなりません。

 さらに肘部にトゲがついているため、これもまた蜂の要素を含んでいると言えるでしょう。


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 次に脚装備。

 これはラミースカート。

 その名の通り、小さなスカートがついた装備であり、可愛いマフユさんを思っての一品です。

 もちろん色は純白に染めてあります。

 これによりマフユさんの名とともに、モンシロチョウを連想させるという魂胆です。




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 とりを飾るのは足装備であるドラゴンレザー・レンジャーブーツ。

 こちらは蝶をイメージして細身のブーツ。

 でも細いだけじゃなく、煌びやかさを含む金をあしらったものにしました。

 まさに豪華絢爛、いつも足元は残念とか言われていますが、これなら大丈夫なはずです。




 最後に、今回のコーデ装備の色はほとんどが黒色なんですね。

 これはあえての染色であり、そうすることでモンシロチョウの脚装備と、マフユさんが選択した頭装備のバラを引き立てているのです。

 さて、では聞いてみましょう。

 今回のこのコーデ、マフユさん的には如何だったでしょうか!







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 なるほど、つまりこういうことですね。




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 イエス! そういうこと!!

 つまりは成功です、やりました!

 難しいお題でしたが、Aさんの協力もあって上手くいきましたね。

 Aさん本当にありがとうございました!

 責任を押し付けようとしたのは、あの、えっと、結果オーライで許してくれると嬉しいです。

 あと今回のセミコーデに対し、マフユさんがお礼をくださいました。

 いったいなにがもらえたのか、その詳細はまた次回!




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