第7話:悲しい夜の勘違い


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 前回のあらすじ。

 なんやかんやあって乗馬することになりました。



 まさかの「みんな」で乗馬お散歩。

 その頭数に私が入っているとは思いもよりませんでしたが、怖気つくわけにはいきません。

 こんな機会滅多にないでしょうし、ここで断ったら格好つきませんしね。

 それでは、いざライドオン!


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 どちらにせよ格好つきませんでした!



 台を使って馬に跨った私はその後、ミーさんにいろいろと教わります。

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 いや、分からないんですけど。

 日常的に誰かを蹴ってないので分からないんですけど。

 これ弱すぎたら歩かないやつで、強すぎたら走るやつでしょ、こわい。



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 それでも無事歩くことに成功。

 こちらがその時の私の視点。

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 思った以上に高く、そして揺れるので手綱を握る手は全力。

 とりあえず手綱さえ握っておけば大丈夫――そう思っている素人です。

 しかし撮影の時は片手を離しているので、若干落馬の覚悟をしています。


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 よい子は真似しないでください。

 怪我しても当サイトは一切責任を負いません。

 

 無事歩けた後は止まる練習。

 続いて手綱を引いて曲がる方向の指示の練習、坂道時の対応などを教わり、なんとか散歩に出られるくらいになりました。

 ちなみに私が乗るのは、

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 前回の記事でも登場したこの子。

 本来はちゃんとした名前があるのですが、当サイトでは「ガルちゃん」という名前にします(エオルゼアでの代役がガルーダでドロップするマウントなので)。



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 いよいよ出発の時。

 縦一列になって行進を開始します。 

 順番はアイさん、私、お客さん、ミーさん。

「とにかくアイさんについて行けばいいよ」とミーさんに言われましたが、それは是非ともガルちゃんに言っていただきたい。

 なんせ私は簡単な指示を出すだけですからね。

 それに従うガルちゃんに全てかかっています。

 はたして大人しく従ってくれるのでしょうか。








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 そんな不安は杞憂に終わりました。

 ガルちゃん、私の指示通りに進行。

 前のアイさんにしっかりとついていきます。



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 そうして青空の下、乗馬散歩を満喫。



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 気分はさながら旅人。

 心地よく揺れる馬の上、雪景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごします。



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 こんな斜面もなんのその。

 私とガルちゃんの息はぴったり。

 これはもはや相棒と呼べるレベルかもしれません。

 さぁ、行きましょうかガルちゃん。

 目指すは、あの丘の頂です!







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 ガルちゃーーーーーん!!

 なに道草食ってるの、早く行かないと置いていかれる!

 いいから、もぐもぐはいいから。

 パンダみたいに笹食ってる場合じゃないからっ!!







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 丘の中腹、馬の上で碇シンジくんみたいな状態の私。

 そうこうしていると後ろからお客さんとミーさんが合流。

 するとミーさん、

「あー、気にしないで。この子達にとって散歩は外食みたいなものだから」と優しい口調で教えてくれました。

 なるほど、牧場では干草ばかりですもんね。

 たまには外に出て笹とか食べたいですよね。

 分かります、分かりますとも。

 でも、







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 イチャつくのやめない?

 後から来たお客さんの馬と優雅に外食のガルちゃん。

 これには私もお客さんも苦笑いです。



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 たまには笹とか食べたいそうです。

 のんびり待ってあげましょう。



 そんなこんなありましたが、無事頂上に到着し、牧場へと帰ります。

 昨晩つった部分がちょっと痛い時もありましたが、とても楽しかったです。

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 一仕事終えた顔のガルちゃん。
 
「貴重な体験ありがとうね」と感謝のハグをしておきます。

 しかし、それだけでは足りない。

 もっとなにかお礼をしたい。

 そこで私は思いつきました。

 笹を取ってこよう――と。

 あれだけ美味しそうに食べてましたからね、今持ってきたらさぞ喜んでくれることでしょう。



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 そうとなれば早速採取。

 近場で探したら意外と生えていました。

 雪を掻き分け、転びそうになりながらもなんとか入手。

 やりましたよ、天然物の立派な笹ですよ。

 あとは戻ってガルちゃんに届けるだけです。



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 ガルちゃん?



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 あの、これ、ガルちゃ――



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 こ、この馬っ!!

 私が一生懸命取ってきた笹に振り向きもしない。

「もうあなたとの関係は終わったのよ」と言わんばかりに顔を伏せやがりました。

 完全に冷めた恋人の対応です。

 なんで旅先で唐突にフラれなきゃいけないんですか!

 しかも、馬にっ!!

 その後、いくら笹を差し出してもガルちゃんは見向きもしてくれませんでした。



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 悲しい失恋の月夜です。

 でも、とても綺麗でした。

 北海道は空も地も広くていいですね。

 ちなみにこの時の私は、

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 もの凄い眠気に襲われてダウンしてました。

 ミーさん曰く「北海道の寒さに慣れていないのに、外ではしゃいだから疲れちゃったのかも」とのこと。



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 北海道の寒さに慣れていない人、普段から運動していない人は注意。

 朝からはしゃぐと夕方くらいに電池切れになります。



 たぶん、ミーさんの予想は正しい。

 もう起きたくないほど体はだるいですが、風邪をひいたようなだるさではありません。

 これは、なんとも心地良いだるさ。

 純粋に遊び疲れて、体が休息を求めているのが分かります。

 あぁ、仕事のあとの疲労感とはまったく違う。

 ここにいることが楽しくて、嬉しくて。

 心が満たされる一方で体力が尽きた感覚。

 子供の頃、外を走りまわって、帰りの車の中で眠ってしまうあの感覚です。

 社会人になって――いや、大人になって今1度体験出来るとは、なんて幸せ。

 そんなことを思いながら私は眠りに落ちたのでした。

◆  

 それからしばらく時が経ち、起床した私は牧場で借りた服から自分の服に着替え、回転寿司屋の前にいました。

 理由はもちろん、北海道といえば海産物だからです。

 しかも「いろいろな種類が食べたい!」ということでやって来たのが、



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 回転寿し まつりや。

 このお店のメニューはなんと250種類以上。

 一晩では絶対に食べ尽くせない圧倒的な品数。

「これは明日も通うしかない!」と言いたいところですが、残念ながら明日は帰る予定の日。

 ずらすとなると飛行機のチケットから取り直しです。

 もちろんそんなことは出来ないので、まつりやは今晩限り。

 なるべく普段食べられないようなお寿司を食べ、北海道の海の幸を堪能します。

 そんなわけで今回のメシテロタイム!

 注文したお寿司の1部を紹介致します。

 まずは、



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 あぶらがれい。

 普通のかれいではありません、「あぶら」の乗ったかれいです。

 この違いは大きいですよ。

 蛮神戦の前に「極」がついているか、ついていないかくらいの差があります。

 続いてはこちら、



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 炙りえんがわ。

 えんがわだけでも美味しいのにそれを炙り、さらにレモンまで添えた贅沢なお寿司。

 癖になる歯応えに加え、レモン汁がいい仕事をします。

 そこに畳み掛けるように、 



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 うに。

 安いお店だと「はずれ」と称されることもある品ですが、このお店のは「あたり」。

 色、匂い、味、どれをとっても文句なしでした。

 さて、うにとくれば1文字変えて、



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 かにですよね。

 冬に旬を迎える海の幸の定番。

 それを北海道で食べることが出来る贅沢、たまりません。

 この他にも3人でいろいろなお寿司を食べましたが、その全てが美味でした!

 最後を除いては!



 いえ、別に不味かったというわけではないんです。

 ただ私がちょっと勘違いしちゃいまして。

 その結果、自分の口に合わないものを注文してしまったというだけです。

 それがこちら、



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 とんぶり。

 とんぶりは植物の実を加熱加工したもの。

 海藻類でもなければ、決して魚類でもない一品。

 しかし、メニューでこれを見た私は、



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 といった感じに意気揚々と注文。

 気付くべきでした。







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 2人のこの反応にもっと早く気付くべきでした。

 そうして運ばれてきたとんぶり。

 最初はキャビアに勝るとも劣らないくらい眩しく見えたのを覚えています。

 しかし、口に運んで噛んだ瞬間――



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 すごい健康そうな味がしたため、白旗をあげました。

 口内ポツダム宣言です。



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 アカザ科ホウキギ属の一年草であるホウキギの成熟果実を加熱加工した物らしいです。

 畑のキャビアと呼ばれることもあるとかないとか。



 その後、とんぶりの残りの一貫をアイさんが食べて終了。

 まつりやさん、ご馳走様でした!



 晩御飯を食べてお腹も膨れたので、あとはホテルに帰るのみ。

 それからは温泉に入った後、帰りの準備を済ませてベッドでおやすみなさいです。

 楽しかった北海道旅行も残りわずか。

 けれど、大きなトラブルなく終わりそうで一安心。

 そう思っていた矢先――

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 その時その時によく確認すること。

 じゃないと私みたいに取り返しがつかなくなります。

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